あまり想定されていなかった九州地方での地震。
速報を見てとても驚き、いつ、どこで災害が起こるかわからないことの恐怖を感じました。
被災地の方々には謹んでお見舞い申し上げます。
現在も熊本県を中心に九州全域で余震による被害が続いています。
これ以上被害が拡大しないよう、被災地の方々が一刻も早く日常を取り戻すことができますよう強く願っております。
熊本地震災害緊急支援募金
Yahoo!ネット募金です。Tポイントを使っての寄付も可能になっています。
私もこころばかりですが・・・。
『東京防災』
無料です。備えから、災害時に必要なことまで詳しく載っているので、まだ見ていない方はダウンロードをお勧めします。
家族と連絡をとる手段を見直す
[wp-svg-icons icon=”checkmark” wrap=”i”] NTT災害用伝言ダイヤル『171』を利用する
[wp-svg-icons icon=”checkmark” wrap=”i”] 災害用掲示板を利用する
災害用掲示板については、利用しているキャリアによりサービスが異なります。
私はsoftbankなのでこちらを利用できます。
災害用伝言板
その他にも、TwitterやFacebookなどのSNSを利用している場合は連絡の手段にすることも可能です。
家族間でどのように安否を伝えるかということを、優先順位をつけて共有しておきましょう。
これらの連絡手段や通話・メールなどが正常に機能するように、被災していない人はむやみにアクセスすることを止めて、
サーバーの負担を減らして本当に情報を必要としている人に正確な情報が届くよう勤めましょう。
地震が起きたときの行動を見直す
私は誰か人と一緒に居ればお化け屋敷にも入ることができますが、一人で居る時は恐怖心が強く、一人暮らしですら未だにできる気がしないくらいの怖がりです。
先日夜ひとりでいるときに、10数秒間の短い停電がありました。
その停電のとき、街灯も消えて家の中が何も見えない真っ暗闇になった瞬間、停電だろうということはすぐに気がついたのですが、静かな住宅街で音もなく、全く光が入ってこない暗闇のあまりの恐怖にフリーズしていました。
短い時間の間でこのまま長時間電気が点かなかったら恐怖に押しつぶされてしまうかもしれないという不安を感じていました。
結局すぐに通電したのですが、そのとても長く感じた10数秒の間に私がしたことは、ただ呆然と暗闇を見つめたあと、懐中電灯を手に取ろうとするでもなく、近くにあったスマホで照らそうとするでもなく、念の為ブレーカーを確認しようとブレーカーがある方向に立ち上がろうとしただけでした。
振り返ると、私は今まで大きな地震があった時などは必ず外出中や、誰かが家にいたりと、一人で地震や停電を経験したことが全くと言っていいほど無かったのです。
いい大人が、たったこれだけのことで全く平常心を保てないことに恥ずかしさを感じました。
と同時に、これが災害だったらどうするんだ、とかなりの危機感を覚えました。
そして人任せではいけない、ちゃんととるべき行動を想像して、心積もりをしておかなければいけないんだ。
と考えていた矢先に今回の震災が起こりました。
夜中の突然の大地震にはじまり、被災されている方々が今も感じている恐怖は想像をはるかに超えるものだと思います。
想像するだけで心が痛みますが、明日は我が身だと現実を直視して
いざ自分がその状況になったらどのような行動をとるべきかということも考えなければいけないと思っています。
持ち出し品と備蓄品を見直す
備蓄品は充分にありますか?
私が住んでいる地域では、地震のみならず火山の噴火の可能性もあり、大規模な災害があった場合には7日間は救援物資が届かないと言われています。
もしかしたら届くまでにもっと時間がかかるかもしれませんし、
届いても充分に行き渡る量がないかもしれません。
もっと早く配給が始まったとしても、被害が大規模だった場合、その後物資が不足してくる可能性もあります。
そのため、最悪に備えた場合は少なくとも10日分は備蓄をしておいた方がいいそうです。
以前備蓄品を揃えている際に、私が『これはもっと必要だ』というと、夫が『そんなに要らない』という場面が多くありました。
やはりどこか『もしも』の備えであって、本当に起こることが有り得るという実感を伴っていないので
まぁこれだけあればいいでしょう。という根拠のない必要量を自分で決めてしまっていたのでしょう。
自分の住んでいる地域にはどんな災害が予測されて、その被害ではどれくらいの日数分の備蓄品が必要になるか、
そしてその日数分とは何がどれくらい必要なのか、ということを根拠をもって知り、準備をすることが大切なのだと思います。
『東京防災』なども、今までに実際に被災している方の体験も踏まえて必要なものをリストアップしていますので、こういった情報や地域で出している情報を元に準備をしましょう。
あくまで備えなので、必要以上に多く持ちすぎる必要もありませんが、これだけは最低限である必要はないと思います。
備えあれば憂いなし、です。
災害は必ずしも家に居るときに起こるとは限りませんから、外出時の備えを考える必要もあります。
・・・といいながら、実は我が家でもまだ足りていない防災用品もあり、これを期にまた1からしっかり見直します。
荷物の見直しにも、くどいようですがこちらがとても参考になります。
東日本大震災の後に都内に住んでいなくても防災の参考になると話題になりましたが、その時はサイトで一時的に閲覧可能な状態で、その後有料になりました。
【訂正:一時的ではなくサイト上では無料で公開していたようです。ダウンロードには対応しておらず、冊子を有料で販売していました。】
現在は熊本の地震をうけて無料でダウンロードできるようになっています。被災した時にネット環境がなくても閲覧できるようにスマホなどの持ち歩く端末にダウンロードしていつでも確認できるようにしておくと便利です。
上記にリンクを貼ったもの以外にも、様々な電子書籍でダウンロードができるようになっているようですのでご利用の電子書籍サイトにて検索してみてください。
狭い家でも備蓄を削ってはいけない。
狭い家だから余分なものは置きたくない。
だからといって、防災用品だけは削ってはいけません。
我が家ではキッチンから寝室へと繋がっているドアを開かずの扉にして、部屋の中からカーテンで仕切り、クローゼットとして利用しています。
(間取り図の黄色い丸の部分です。)
ただモノが収まりきらなかったというよりも、キッチンや部屋の中に家具を増やすことなく、防災用品をストックしておく場所を充分にとりたかったからというのが一番の理由です。
スッキリ使うためにはこのスペースもちゃんと残して、もっとモノを減らしたりしてもともとある収納を有効に使うこともできるかもしれませんが、分かりやすくするべきである備蓄品の収納場所に頭を悩ませることになっていたと思います。
1箇所で備蓄品を保管しておける場所をちゃんと確保して残りのスペースに寝室で使うものの押入れに入らなかった残りを収納することで、狭いながらも適材適所で収まり、収納スペースにも余裕ができました。
部屋は少し狭くなりましたが、備蓄品がちゃんと置けたことで安心感が生まれました。
片付けが得意な人は、勢い余って、冷蔵庫もスッキリ、棚もスッキリ、備蓄品までスッキリとなりがちですが、
備蓄品だけは必要量より減らさないようにご注意ください。