着まわしが苦手な人は何が問題なのか考えてみた

先日、このブログを見てくれている親友に
「何か知りたいことはない?」と(かなりざっくりとした)質問をしてみました。

友『コーディネートだったら、一週間着まわしとか?』

うんうん、いいね。自分が伝えたいことも大切だけど、見てくれる人が知りたい情報が一番大切だからね!
言ってもらったことは参考に。よし、着まわしやってみよう!

と・・・思ったのだけど。

よくよく考えるとひとくちに着まわしと言っても、色々なパターンがあるかも?
みんなは着まわしについてどんなことが知りたいんだろう?

私が提供できる着まわしについての情報って何なんだろう?と考えてみました。

目次

着まわしについて考えてみた。

usagi

ら、私は着まわしに困ることがほとんどないことに気がついた。

私は学生の頃から、三度の飯より服が好き。
いや、嘘。かなり食い意地が張ってるのでご飯も同じくらいかそれ以上には好きですが、ともかくそれくらい服が好き。

大人になって、結婚もして、生活優先なので限られた中ですが
プチプラでも好きなものを着ることは諦めていないし 情報収集も趣味として欠かしません。

だから、何を組み合わせればいいのかとか悩むこともあまり無いし むしろアイテムの数だけ組み合わせはどんどん増えて、結局その中からどの組み合わせを選ぶか、ということだと思っています。

(もちろんただ増やせばいいということではありません。むしろ、一定の量を超えたら組み辛くなりますし、ファッションの苦手意識が強いほどその一定の量は少なくなります。)

どの組み合わせを選ぶか、というのは

『組み合わせ方としておかしくないかどうか』をまず判断して、更に

・自分に似合う
・自分の体型に合っている
・着ていてしっくりくる

といった個人の主観でフィルターにかけられるので、同じトップス3枚×ボトムス3枚で合計9パターンの組み合わせがあったとしても、
実際に着ることになるのはそのうち3パターンであったり、5パターンであったりと人により変わってくることに。

だから、気回しを上手にしたいと思ったら
まずは自分に合っていて、かつ他の手持ちのアイテムと相性がいい適切なアイテム選びをすることが大切なのかなと思います。

着まわしに悩んだらアイテムの選び方から見直そう

ハンガー

なぜ私が着まわしに悩まないのか、というと

そもそも合わせやすいアイテムを意識的に選んでいる
という部分がベースにあるのだと思います。

着まわしに悩んでいて、この5つの項目に一つでも当てはまれば 選び方から見直した方がいいかもしれません。

[wp-svg-icons icon=”checkbox-checked” wrap=”i”] アイテム単体で見て好みだと買ってしまう
[wp-svg-icons icon=”checkbox-checked” wrap=”i”] 柄物のアイテムが多い
[wp-svg-icons icon=”checkbox-checked” wrap=”i”] 派手な色のアイテムが多い
[wp-svg-icons icon=”checkbox-checked” wrap=”i”] レースやリボン・編み上げなどデザインが凝ったアイテムが多い
[wp-svg-icons icon=”checkbox-checked” wrap=”i”] トップスのアイテム数がダントツに多い

アイテム単体で見て好みだと買ってしまう

自分の手持ちのアイテムとのバランスを考えずにそのモノが好みだという理由だけで選んでしまうと、
合わせるものが無くてタンスの肥やしになりがちです。 手持ちのアイテムとの組み合わせを最低でも3パターンくらいはすぐに想像できるものを選ぶといいと思います。

アイテムには柄物が多い・派手な色が多い

上の選び方の結果であることが多いのですが、 好きだからといって柄ものや強い色ものばかりを選んだ結果、組み合わせが極端に限られてしまっているケースがあります。

よほどのファッション上級者でない限り、柄と柄の組み合わせのコーディネートは難しいです。
その結果、数少ない無地のアイテムとの組み合わせに限られてしまいます。

また柄ものや派手な色のアイテムは見た相手に印象が強く残るため、繰り返し着用することによって、シンプルな服に比べて同じ服ばかり着ている印象がつきやすくなります。
ポイント的に使う分にはイメージを変えられて良いのですが、このような服は「これ着たばっかりだからなぁ」と自然と着用回数が減るので、占める割合が多すぎると着まわしがし辛くなります。

凝ったデザインのアイテムが多い

こちらも同じで、デザイン的に凝っているものをコーディネートの主役として1点取り入れるのは良いのですが、そのモノ同士を組み合わせるとクドくなってしまうので、気まわし方が限られてしまいます。

トップスのアイテム数がダントツに多い

顔が近くにあり顔色が影響されることや、トイレなどで鏡を見ても目に入りやすいのがトップスなので、自分ではトップスの変化を気にしがちでついつい多くなってしまうという場合が多いのかもしれません。

これはあくまで最近の私の主観なのですが、コーディネート全体を見たときに、トップスを変化させるよりもボトムスやアウター・小物などを変化させた方が印象が変わりやすいような気がします。

デスクワークで主に見えるのが上半身だけといった場合はトップスの変化が有効ですが、
ボトムや小物はいつも同じでトップスだけで変化をつけているという場合は、コーディネート全体で見ると単調なイメージになってしまっている可能性があります。

私の母が典型的な例でした

kaboompics.com

私の母は5つの項目の中で

・アイテム単体で見て好みだと買ってしまう
・柄物のアイテムが多い
・ デザインが凝ったアイテムが多い

の3つの項目が当てはまっていました。

自分の体型や顔に合うかどうかだけを確認して、 それが気に入ったからとデザイン性の高い主役級の服ばかりを選んだ結果うまく組み合わせることができず、いつも

『着るものがない』
『これをどうやって着ればいいか分からない』

とクローゼットの前でため息をついていました。

そしてたびたび母からその日のお出かけに何を着たらいいかの相談を受けていたのですが、
私が見ても合わせるアイテムがなかなか見当たらず、その日の気温やシチュエーションに合ったコーディネートを組むことができずに二人で頭を抱えていました。

それなのに、更に後日クローゼットの中のアイテムに合わせる服を
その1つのアイテムに合わせることしか考えずに選び買い足してゆき、
他の服には合わないから常に着用する時はワンパターンになってしまう
ということを繰り返していました。

その結果、『着まわしのパターン数は少ないのに服の数は多い』という状態に。

そんな場合はやっぱりまずクローゼットの中身の見直しと、選び方の見直しが必要なのだと思います。

結局シンプルなのが一番気まわしがきく

fashion2

着まわしということに関していえば、本当にこれに尽きると思います。
ある程度着まわしをしたいと思うなら、クローゼットの中の大部分がシンプルなもの、そして少しスパイス程度に柄物やデザイン性の高いものくらいのバランスがちょうど良いのだと思います。

シンプル×数が少ない=考えないクローゼット。 で、何を着たらいいの?

シンプルなアイテムを多くして、バランス良く全体数を減らすことが、着まわしやすくコーディネートが組みやすい毎日着るものに悩まない『考えないクローゼット』への近道なのだと思います。

と、文字で書いても、
『分かるけど、で、何を着たらいいの?』
『どう減らしたらいいの?』

ということが本当に知りたいことなのかな?とも思います。

私は買うもの、着るものを悩んでいる時間こそが楽しくてたまらない変態ですが(きっと仲間は多いと思う)
それを悩む時間を無くしたい、短縮したいという人も沢山いるハズ。

ミニマリスト(最小限主義者)の方達なんかは良い例で、
上下ワンセットのコーディネートを2.3種類程度用意してその組み合わせでひたすら交互に着用する
『コーディネートの制服化』をしている方もいますよね。

衣服の管理など他のことのシンプル化にもつながっているのですが、
実践する方にとっては、『日々のコーディネートに迷わない=時短・ストレス減』というメリットが一番大きいのではないでしょうか。

そこまで極端にしなくても、日々のコーディネートに悩むストレスが減ったり
朝の支度の時間短縮ができたり、
さらには日々のファッションが今以上に楽しめるようになったらいいですよね。

というわけで、「着まわし」というカテゴリーを作って、着まわしを実践していきたいと思います。
『着まわしの提案』というよりは『着まわしの実験』と言った方が正しいかもしれません。

自分の持っているアイテムの範囲内にはなりますが、日々の着まわしやコーディネートを楽にするためのヒントを与えることができたらいいなと思います。

『どう減らしたらいいの?』
の部分は、「クローゼット」というカテゴリーでも随時展開していきますのでチェックしていってくださいね。

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