暖かい日が続き、いよいよ春らしくなってきましたね。
先日、洗濯物を取り込んで畳もうとしたところ、小さな虫が洋服についているのを見つけました。
虫は大の苦手で、もっと若いころはどんな小さな虫でも反射的に3メートルくらい後ずさっていた私ですが
年を重ねるにつれ免疫がつき、
「あーもう春だなぁ。」
なんてつぶやきながら、そのまま洗濯物を持って窓の外に払い落とすくらいの事は平然とできるようになりました。
と、ふと思い出したアレ。
暖かくなると動き出す、黒くてみんなが嫌いなアレ。
Gが頭文字のカサカサ移動するアレです。
(以後、文中では主に『G』と呼んでいます。)
いくら多少免疫がついたとはいえ、これは本当に苦手。
このとき、対策として置いている薬剤の期限が切れてしまっているのを思い出しました。
暖かくなると出てくるいやーなゴキ○リ対策にはコレ

ブラックキャップです。見たくないからコレを買うのに、パッケージにリアルな絵が書かれているというジレンマ。
G対策、みなさんはどうされていますか?
我が家では、入居前にクリーニングの業者さんが入っていましたが、更に自分で害虫駆除用の薫煙剤を焚いてから引越しをしました。
害虫が居ない状態での入居だったので、家の中に寄せ付けないようにするために忌避剤を置いた方が良かったのかもしれませんが、調べ始めたら様々な体験談にどんどん怖くなってしまい、とにかく家の中で遭遇するのが嫌で殺虫効果の高いものを探しました。
色々調べた結果、一番効果の高そうなブラックキャップを置いています。
効果は約6ヶ月。1年に2回なので、間が空くのでついつい忘れがちです。
既に置いてから半年以上が過ぎてしまっていました。
本当かどうか分かりませんが、以前調べているときに使用期間を過ぎてしまったものは餌にしかならないというのを目にしたことがあるため、
退治するどころか餌を与えている!
と慌てて新しいものを買いにいきました。
日にちを書いて回収洩れ防止
新しいものに交換するとき、期限が過ぎたものを集めてみるといつもなぜか数が足りません。
でも面倒だからつい新しいものを次々置いてしまう。
そうすると結果的に混ざってしまい、そこにあるものが最近置いたものか古いものか分からなくなってしまうことに。
期限切れ=エサ という認識になってからはそうなるのを防ぐために、新しく置くものには日付を入れています。
今回はあまり目立たない色のマスキングテープを張って。
シールだったり、マスキングテープだったり、その時々で使いたいものを使います。
日付を入れる。
これで、すぐに区別がつきます。
本当は置いた場所が分かるような管理をすれば問題ないんでしょうが、ずぼら代表としてはそこまでできませんでした。
ついで掃除で隅々まで清潔に
置いてある場所は大体部屋や収納の角や奥の、普段掃除がし辛い場所だと思います。
せっかくなので、交換するついでに掃除もしちゃいます。
アルカリ炭酸水や除菌アルコールスプレーと、ウエス、今回は履き古した靴下も用意しました。
角にたまったほこりやそこにからみついたゴミもGのエサになりますので、この機会にすっきり清潔にします。
どこに設置すると効果的なのか
暗くてジメジメした場所を好むそうで、油汚れや玉ねぎの皮なんかが好物だそうです。
潜んでいそうな場所に設置するだけでなく、日頃からエサとなる汚れを残さないように清潔に保ちたいですね。
我が家では夫がずっと使っていた年代物のガスコンロが、表面の汚れは拭えても、中が油や長年溜まった汚れでベタベタなのが見えるのに掃除ができなくて・・・。
以前実家で遭遇したときにコンロの裏側に消えていくのを見たこともあるので、ちょっと気持ちが悪いです。
買い替えたとしても、それをいつまで使うのか・・。
要相談ですね。
調べていたらこんな驚きの内容も発見してしまいました。
ゴキブリは、暗くて暖かくて狭い場所が大好きなんだよ。だから、テレビや電話、パソコンなんかの電気製品の中にいることもあるんだ。電源が入っていると、この条件にピッタリだよね。節電にもなるし、使わない時はなるべく主電源から切りましょう!
え・・・パソコンって・・・うそー。
もう考えただけで鳥肌が立ちます。
要らないダンボール箱はすぐに処分しよう
私は、片づけをするときに
『家電の箱やダンボールは基本全捨てで』
と言います。
これは、もう使わない必要ないものに場所を取っているからというだけではなく、
ダンボール箱にGが卵を産み付けたり、住み着いたりするからという理由もあるんです。
あの、断面のなみなみの隙間に。あんなちょっとの隙間が、狭い隙間を好むGにとっては大好物なんです。
私はよくネット通販を利用するのですが、荷物は届いたらすぐに開けてなるべくその日のうちにダンボールを車に乗せ、次に外出するときにリサイクルステーションに出しています。
そのダンボールがどこに保管されていたか分からないですし、
運ばれてくる過程で保管される物流倉庫のような場所にもGは発生し易いため、卵や幼虫が付着している可能性があるためです。
ダンボール箱を家の中に長く置かない、溜め込まない。
これもG対策には大切です。
家の中を綺麗にしていてもゴキ○リの侵入経路はひとつではない
私が大学生の頃、一人暮らしをしていたアパートの1階の廊下を夜歩いていたときのことです。
(別の階に住んでいましたが、階段を降りて1階の廊下を横切って外に出る造りでした。)
大きなGがまっすぐ廊下を走り抜けていたのですが
1つの部屋の前で急にピタッと静止してドアの方を向き、
まるで車体を低くするかのように、スッと体を薄くして、ドアの下のほんの僅かな隙間から難なく部屋の中に入って行くのを目撃しました。
とても衝撃的な光景でした。
もちろんドアは閉まっていました。
ダンボールなど外からの荷物を媒介に侵入することもありますし、
体がとても薄くなりどんな隙間も通り抜けることができるため、家の中をどれだけ清潔に保っていても、外や近隣の部屋・住宅から家の中に侵入してくる可能性はゼロではありません。
さいごに
書いていただけなのに気分が悪くなってしまいました。
読んでいただいて、不快にさせてしまったら申し訳ありません。
遭遇して気分が悪いよりは、想像して気分が悪いからちゃんと対策して遭遇しなかった、の方がマシかなと思いますので、よかったら参考に対策をしてみてください。
あと、これやったほうがいいよ。っていうのがあったら教えていただけると嬉しいです。
それにしても今回も回収した個数が一つ足りず。
おそらく、冷蔵庫を買い換えた時に裏に置いたまま設置してしまったのだと思われますが、隙間が全然ないので横の棚を動かさなければ取り出せなさそうなので今回は断念。
(本当は、冷蔵庫は指定の距離だけ壁との隙間を開けて設置しなければいけないんですよね。)
実際見かけるようになるのは夏のイメージですが、本格的に暑くなってからではもう遅いかも?
今のうちにできる対策をしてしまいましょう。
今年も、家の中で見ることなく夏を越せますように!