みなさんは、家計にまつわる書類はどのように管理していますか?
生活していると次々家に入ってくるこれらの書類。
ついついそこらへんにポイ!と置いて後回しにしてしまいがちです。
気がつけば書類はどんどん溜まり、余計に手を付けたくなくなる・・・。
だから、めんどくさがりでも簡単に管理できる仕組みづくりが必要です。
超めんどくさがりでずぼらな私でも
先延ばしにして積み上げることなく、
1年以上継続できている収納方法をご紹介します。
100円ショップのポーチを書類収納に活用!
先月ダイソーでシンプルでかわいいクリアポーチを見かけて
「これは・・・・!書類整理に使えるかも!?」
とピンときて大量購入してきました。
それがこちら!
こちらは限定販売したコラボ商品のため現在は店頭にありませんが、
このようなジッパー付きで、
透明もしくは半透明のものなら同じように使うことができるのでお気に入りのものを探してみてください。
他にも、同じく家中で活用しているダイソーのPPケースと、
キャンドゥで買ったシールを用意しました。
【STEP1.分ける】まず3つのカテゴリーに分けるとどこに収納すべきかすぐ分かる
まずは分類をします。
大きく、3つのカテゴリーに分けます。
1. 日
2. 月
3. 年
これらにどんな書類が当てはまるのかをご紹介しながら、
さらに細かく分けていきます。
1.日々
[wp-svg-icons icon=”file-3″ wrap=”i”] レシート・領収書
レシートや領収書のような日々発生する書類です。
- レシート
- 領収書
とそれぞれ分けます。
万が一の確認が楽にできるように
- 現金
- カード
と支払い方法で分けて管理をする方法もあります。
私は現在はレシートは保管しておらず、
お財布に入ったレシートのうち仕事に関する領収書を1週間分くらいをまとめて分別しています。
2.月1回
[wp-svg-icons icon=”file-3″ wrap=”i”] 家賃・光熱費・水道代の検針票・引き落とし明細票
光熱費の明細書など月に1度家に入ってくる書類です。
- 電気
- ガス
- 水道
というように、詳細に分けていきます。
これらは、カード明細や通帳の記帳があれば必要ないケースがほとんどですが、
仕事の経費になる場合や処分してしまう決心がつかない場合があると思います。
処分してしまおうと決めることができない時は、
『1年保管』をおすすめします。
1年分保管しておいても大した量にはならないからです。
取っておくかどうするか迷って手が止まったり先延ばしにするくらいなら
取っておく、と決めてしまいましょう。
- 給与明細
我が家はここに給与明細が含まれます。
現在ではWeb明細が普及していると思いますが、
我が家は手渡しで紙の給与明細を持って帰ってくるので保管対象です。
3.年1回
[wp-svg-icons icon=”file-3″ wrap=”i”] 保険関係(車・医療など)
[wp-svg-icons icon=”file-3″ wrap=”i”] 税金関係(自動車税・年金・住民税など)
ちゃんと置き場所を決めておかないと、後でアタフタする書類です。
車検のタイミングや税金の申告など、それが必要になった時に
『あの書類どこに置いたっけ』
とか、分類してある収納場所を確認したら入っておらず、
『あれ、ここにあるはずなのに… どこに入れたんだろう?』
なんてヒヤっとした経験が誰しも1度はあるのではないでしょうか?
それぞれ送られてくるタイミングや必要になるタイミングもバラバラですが、
1年分ならそんなにかさばらないので、あえてひとまとめの項目にします。
大切な書類が多いので、『欲しい時に必ずすぐ見つけられる』のが重要です。
1箇所しか収納場所を作らないことで、『探せば必ずその中にある』状態を作ります。
【STEP2.ラベリング】シールなどで一目で分かるようにする
分類ができたら、
そのぶんのケースを用意して、ラベリングをしていきます。
ここで紹介する方法は、『文字を書かずに分類がわかるようにする』ために私が行った方法です。
もちろん、
・レシート
・領収書
のように文字を書いてラベリングしてもOKです。
かなり相性が別れる方法だと思うので、
自分に合う方法でラベリングしてください。
まずはこの数字のシールを貼って
- 電気
- ガス
- 水道
と分けます。
なぜこの順番かというと「電気・ガス・水道~朝日新聞♪」というCMのフレーズが浮かぶから(昭和)。
このシールだけ3種類でちょうどよかった。
次に、白地に黒で『HAPPY』と書かれたシールとその反転バージョンを。
整理収納アドバイザーとしてはお家はやっぱりHAPPYな場所でありたいので、白地の方には家賃の引き落とし明細を。
これは本当に引き落とし金額しか書いていないので通帳で充分なのですが、アプリで管理するようになってから印字しなくてもいつでも明細が見れるのでつい通帳の記帳を怠ってしまい、まとめて記帳されてしまうことがあるので・・・。
黒地の方には暗いできごとに備える(補ってHAPPY)ということで保険関係・税金関係などの、年1程度送られてくるハガキなどを全て入れます。
この中を探せばある!のざっくり収納です。
さて、もうお気づきだと思いますが、完全な連想ゲームですね。
自分で考えて強くイメージして覚えます。
次に選んだのがハートマーク
白地には毎月嬉しい給与明細を。ありがとうのハートです。
黒地のハートには、経費などの領収書を。
仕事繋がりということで給与明細と同じハートマークに入れます。
こんな調子でそれぞれにシールを貼ったら、
中身を入れていきます。
文字がないと何のカテゴリーかわからなくなりそう!と思いましたか?
大丈夫!
中身が程よく透けて見えるので、分からなくなっても中身を見て同じものを入れれば良いのです。
【STEP3.収納】保管場所は2回までの動作で取り出せる場所にする
シールが見やすいように立ててケースに入れます。
手間をかけず取り出したいので、
2アクション以内で取り出せる場所に置くことをおすすめします。
具体的には
収納の扉を開ける(1アクション)→ 取り出す(2アクション)
そうです、取り出すこと自体が一つのアクションに入っているので、
収納の扉を開ける→モノをどかす
となると、2アクションを超えてしまいます。
アクション数が増えれば増えるほど
それをすることがおっくうになってしまうので、面倒なことほど動作を減らすのがポイントです。
書類の入れ方のルールはすべて共通で、新しいものが手前になるようにぽいぽい入れていくだけです。
長いレシートや検針票は入るサイズに折って入れます。
1年以上経過しました。
運用方法に若干の変化がありますが、
1年以上経った現在でも相変わらずこの管理方法がつづいています。
文字を書かずにシールのみでのラベリング方法でも、
迷うことなく不便さは感じていません。
分け方がざっくりしていて迷うことがないので、
書類を溜めてしまうこともなければ
必要な書類が見つけられず困ったこともありません。
ちなみにこちらはあくまで先延ばしにして書類を山積みにしないための『一時保管』
の方法になります。
一時保管の期間はどれくらい?
一時保管の期間が過ぎたらどうする?
といったことを1年以上運用しての変化もふまえてまた記事にしたいと思います。